2着は前走、圧巻のパフォーマンスを見せたサウンドリアーナ。道中行きたがるそぶりを見せ、少し折り合いに苦労するところもあったが、今回も怒濤の追い込み。負けたのは位置取りの差だけという競馬。さらに距離が伸びると厳しいかもしれないが、他馬とは異なる脚色を見せたこの馬もジャパンダートダービーで見たい1頭だ。
別路線組で面白いのは昇竜Sの勝ち馬クリソライト。5月末に陣営が内田騎手とのコンビで参戦を明言。戸崎騎手と同じく大井の競馬熟知した鞍上にデビュー以来、連対率100%の安定した馬。また、ジャパンダートダービーは初ダートの馬や条件戦からの馬が好走することも。条件戦組はもしかしたら今後のレースに出てくる可能性があるかもしれないので、もしもに備えて3歳馬ダート馬の走りはチェックしておきたいところだ。
〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。