15日の両国国技館大会で中邑真輔との対決を制した棚橋は、試合直後にレスリング五輪金メダリストで米TNAのアングルから挑戦要求を受けた。菅林直樹社長は「今朝、TNAのフロントと電話で合意に達しました」とタイトル戦の決定が発表した。
さらに5・3「レスリングどんたく2009」(福岡国際センター)では、春のG1「ニュージャパンカップ」(3月8日、愛知大会で開幕)の覇者とのV3戦も決定した。1カ月足らずでのV3戦に加え、王座戴冠後4カ月で3度の防衛戦という過酷なスケジュール。棚橋は「俺は世界レベル。どう試合が組まれようと、すごいものを見せられる」とキッパリ。
また、会見にはIWGPジュニアヘビー級王者のタイガーマスクも出席。15日の両国大会で獣神サンダー・ライガ―を破って初防衛を果たし、次期防衛戦には他団体選手を募っていたが、この日も「ミスティコ選手ともやりたい」とCMLLウエルター級王者の名前を出し、改めて団体の垣根を越えた相手とのV2戦を熱望した。