同誌によると、清原は当時、都内で頻繁に奇行が目撃され、夜中に仲のいい元巨人の選手に電話した際、ろれつが回らず何を言ってるか分からないこともあったという。気になるその原因は、覚せい剤など薬物の禁断症状に苦しんでいるためで、昨年は都内にある精神科のある病院に極秘入院し“シャブ抜き”。さらに、2月末には都内の病院に入院していたところを同誌記者が直撃すると、隣には妻でモデルの亜希さんではない女性がおり取材には応じず。さらには記者のICレコーダーを取り上げてへし折り、カメラマンのストラップを引っ張るなど大暴れしたというのだ。
報道に対し、清原の所属事務所はマスコミ各社にファクスで「1月下旬から体調を崩し、糖尿病と診断された」とし、「2月27日から6日間、入院して治療を受けた」と説明。同誌に対し名誉棄損で訴訟を含めた法的手段による抗議を検討していることを明かしたが、現在に至るまで訴訟を起こしていない。
「記事が出た当時、民放のバラエティーの収録でとてもオンエアでは使えない発言を連発してお蔵入り。薬物疑惑報道を受け、ボートレース場のイベントを欠席した。『フライデー』(講談社)では病院の診断書を提示して疑惑を否定したが、イメージ回復とはいかなかった」(テレビ関係者)
その後、プロ野球が開幕したが、どこからも野球関係の仕事のオファーがなく、週刊誌ではたびたびその荒んだ生活が報じられるようになった。
「そうしているうちに、5月に逮捕されたASKAと同じ主治医であったことが浮上するなど、疑惑が深まった。そのうち、出演していたCMやバラエティー番組の人気コーナーも降板させられ懐具合がかなり苦しくなってしまった」(球界関係者)
9月には亜希夫人との離婚を発表。2人の子供の親権は亜希夫人が持ち、慰謝料はなく支払いは養育費のみになるようだが、亜希夫人は夫に愛想を尽かしたうえ、しっかり“保険”をかけていたようだ。
「家族で暮らしていた自宅マンションには、2人の子供への養育費支払いが滞った際に担保として8300万円の『養育費債権』が設定されていたという。その後、清原が金欠でウィークリーマンションに引っ越したとの報道があったが、亜希夫人が養育費を取りっぱぐれることはなさそう」(同)
10月には、一部で再婚も報じられていた東京・銀座の高級クラブの美人ママにフラれていたことが発覚。薬物疑惑報道をきっかけに、家族・仕事などすべてを失ってしまった清原だが、今月2日、都内のホテルで開かれた、日米で活躍した元プロ野球選手の大魔神こと佐々木主浩の殿堂入りを祝うパーティーに出席。周囲が驚くほど激やせしていたというだけに、来年の“再起”にかけているのかが気になるところだが、「相変わらずタニマチと飲み歩いているようだ。このままだと、仕事は来ないだろう」(同)。
このまま表舞台から消えてしまうのだろうか。