浜崎はエイベックスの隆盛を象徴する存在。この女王様気取りの浜崎に噛みついた強者が、同じ事務所の後輩、倖田來未だという。倖田は失言が多いことで有名で、過去には活動自粛にまで追い込まれる事態を招いた。一時代を築き上げた歌姫二人は、“犬猿の仲”で知られている間柄だという。
火種となった原因は、倖田の露出が際立つ衣装を目にした浜崎が「あのストリッパーみたいな子、なぁに?」と放った暴言。業界関係者によると、それを聞き伝えた倖田は「何よ、あの厚化粧のオバハン!」とキレたのだという。
2006年、年間トータルセールスにおいて倖田が浜崎を抜いた。これをきっかけに社内でも倖田派が増え、派閥を巻き込んでの対立が見られるという。倖田のブレイクが、浜崎の人気凋落の一因となったのも、不仲の噂に拍車をかけた。
だが、そんな二人はミュージックステーション(テレビ朝日系)で共演を果たした。2010年の『ミュージックステーションSP』では、ふたりが並んで仲良く談笑する姿が放送され話題に。しかし、これは事務所によるイメージアップを狙った策略ともいわれており、実際のところ裏では熾烈なバトルが繰り広げられていたというのだ。浜崎と倖田にはそれぞれ多くの専業スタッフが常駐し、ともに「あゆを追い越せ」「倖田に負けるな」と陣営ぐるみで火花を散らしているという噂も。
エイベックスを代表する歌姫たちも、気づけばアラフォーに突入。両者とも、SNSで炎上を招くトラブルメーカーだが、それも人気がある証拠だ。アーティストとして栄華を極めた者同士、再び二人が共演することを願うファンは多いに違いない。