なかでも特筆すべきは岡林の成長ぶりだ。キャリア1年3か月ながらも繰り出す技は関本に匹敵する圧力、迫力が感じられる。加えてタッグ選手権は内容的に、メーンの鉄柵&蛍光灯&ラダーデスマッチで死闘を繰り広げた、宮本裕向vs木高イサミのデスマッチ新世代対決に勝るとも劣らないものであった。
正統派路線vsデスマッチ路線。それこそが大日本の魅力であり、2つの路線のしのぎ合いは間違いなく団体を活性化させている。なお、メーンは宮本が蛍光灯の上へのファイヤーサンダーで勝利を収め、9・30高岡大会でアブドーラ・小林の挑戦を受けるBJWデスマッチヘビー級選手権に向けて弾みをつけた。