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元K-1王者の大雅「KOしたら天心クンとやりたい」4.21RIZINは第1試合に出場!

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大雅、榊原実行委員長、那須川天心

「KOしたら天心クンとやりたい」

 元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)が、那須川天心(TARGET/Cygames)との対戦をブチ上げた。

 大雅は2012年11月、16歳の時に『Krush』でプロデビュー、-55kg級王座を獲得した。K-1の-60kg日本代表決定トーナメントでも優勝。第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者として武尊との試合を控えていたが、昨年2月にK-1と所属ジムの契約トラブルで王座をはく奪され、武尊戦が中止されるとK-1を離脱。昨年9月のRIZIN初参戦時には、天心戦を見据えて原口健飛と対戦したが原口に押され、引き分けに。試合後の表情は暗かった。

 現在RISEで開催中の-61kg世界トーナメントでは、1回戦(3月10日、大田区総合体育館)でムエタイのジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、セクサン・オー・クワンムアン(タイ)と対戦。2-1の判定負けだったが、会場では大雅優勢という声が大勢を占めていただけに、本来の力を取り戻したと言ってもいい。

 「先月、不甲斐ない試合をしてしまったんですが、チャンスをもらえて感謝している」

 そんな大雅にRIZINが用意した相手は、RISEの-58kg世界トーナメント初戦で優勝候補のスアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ)から2度のダウンを奪ったタリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル)だ。最後は逆転負けを喫したが、天心もダウンを奪えなかったスアキムを相手に健闘しインパクトを残している。今回は61kg契約。タリソンが階級を上げる形となる。

 榊原信行実行委員長は「大雅はRIZINと日本の格闘技界の中で生き残っていくにはどんな試合を見せてくれるのか、とても大きなテーマの試合。日本のキック界で生き残っていくには落とせない試合で、試合内容も問われる」と厳しい口調の中にも期待を込めた。

 大雅から「1試合目でやらせてほしい!」との志願を受けたことを明らかに。「私は、彼の志願を受け入れようと思います。今の大雅選手に足らないのは、アグレッシブさやハングリーさです。この自ら一歩踏み出す気持ちを見せてもらいたいですね」と、改めて大雅にメッセージを送った。

 マニー・パッキャオが、天心への刺客を連れて来場することが明らかとなり、注目度が高まっている『RIZIN.15』4.21横浜アリーナ大会。再起戦に臨むRENAをはじめ、堀口恭司、朝倉兄弟、真珠・野沢オークレアら、RIZINオールスターが勢ぞろいする。そんな中、トップバッターとして大雅がどんな試合を見せてくれるのか注目だ。

取材・文・写真 / どら増田

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