「これまでも母親役はありましたが、実際に母親になってからやるとやっぱりモノが違う。とはいえ、篠原の復帰作ならどんなドラマでも必ず話題になり、高視聴率が取れるはず」(放送作家)
05年12月に俳優の市村正親と結婚した篠原。24歳年上の市村は58歳と高齢だが、結婚2年でようやく“愛の結晶”を授かった。
「篠原の父親は『早く子供を作ること』を条件に結婚を許したんです。そのため、篠原は昨年夏ごろからすっぽんやうなぎを使った“精力増強メニュー”を食卓に並べ、仕事も極力セーブして子作りに励んだんです」(テレビ局関係者)
結婚後、子作りを目標に掲げながらも篠原は仕事で結果を出し“視聴率女王”の座をキープした。
「06年は『アンフェア』は視聴率の取れないフジの火曜午後10時、通称・関テレ枠にもかかわらず平均15.4%で、映画化もされた。TBSの『花嫁は厄年ッ!』は平均12.0%と不調でしたが、今年放送された日テレ『ハケンの品格』は平均20.2%、最終回は26.0%を記録。人気の高さをうかがわせました」(同)
その篠原が産休で不在となれば、気になるのが“ポスト篠原”の座を狙う女優だが、なかなか見当たらないという。
「最右翼は篠原をCMギャラで上回る仲間由紀恵ですが、現在、TBS系で放送されている主演ドラマ『ジョシデカ!』は視聴率ひとケタを記録するなど予想外の不調。篠原と同じくauのCMキャラを務めましたが、加入者の伸び率は篠原を起用した時期の方が圧勝」(広告代理店関係者)
同年代では現在、第二子妊娠中で年内にも出産する松嶋菜々子がかつてはドラマに引っ張りダコだったが、最近は仕事が激減している。
「松嶋の場合、商品価値が下がっているにもかかわらず事務所がドラマ、CMのギャラを下げることをよしとしなかったため、ことごとく交渉が決裂。結果、仕事が減り、再浮上は難しい状態。代わりに事務所の後輩、井上真央が馬車馬のごとく働くことになった」(同)
ただでさえ、各局はドラマの視聴率で苦戦しているだけに、篠原の復帰は待ち遠しいに違いないが、復帰作はどこの局になるのか?
「テレ朝はこれまでほとんど仕事をしておらず、TBSはあまりいい思いをしていないので、ないでしょう。フジなら月9、日テレは『ハケンの品格』で縁起のいい水曜10時枠で勝負をかけるでしょう」(同)