田中アナは慶應義塾大学を卒業後、2003年に入社。大学時代は野球部に所属し、さわやかなイケメンアナウンサーとしてスポーツ番組などで活躍してきた。田中アナの退社はフジテレビにとっては大打撃だといえよう。
「田中アナは中堅どころの実力派アナウンサーといった位置付け。このポジションにいるアナウンサーが本当に少ないのです。二期上にはイケメンアナウンサーとして人気を博した渡辺和洋アナがいますが、2008年に発覚した不倫騒動以降は人気が急落していますし、アナウンス能力の低さはよく知られています。一方で、田中アナの後輩にも男性アナは多くいますが、これといった活躍ができていません。八期下には、生田斗真の弟である生田竜聖アナがいますが、秋元優里アナとの結婚と別居で消耗中ですね」(業界関係者)
さらに、生田に同じく、フジテレビアナウンサーには芸能人関係者が多いのも特徴だ。
「田中アナの二期下の田淵裕章アナウンサーの父親は、阪神タイガースで活躍したプロ野球選手の田淵幸一です。しかし本人は、長期休職をするなどメンタル面の弱さが取りざたされていますね。2016年には藤井フミヤの息子である藤井弘輝が入社し話題となりました。しかし、現在のところは新人扱い。とにかく人材不足だといえるでしょう」(前出・同)
“カトパン”こと加藤綾子のほか、ベテランアナの武田祐子などフジテレビの女性アナウンサーの退社が相次いでいるが、田中アナの退職で、男性アナの人材流出も起こってしまうのだろうか。