08年の芸能事件をランキングすれば、間違いなく1位になるのは音楽プロデューサー小室哲哉(50)の逮捕、起訴だろう。ヒットメーカーとして君臨していたころには、わが世の春を謳歌(おうか)していた彼が、今では生活に困窮し、5億円の詐欺で訴えられていたという事実はショッキングだった。一時はKEIKOとの離婚が報じられたが、誤報だった。
「音楽関係の有力者が断言したので、各紙がそう書いたようです」(芸能リポーター)
KEIKOとエイベックスが用立てた3000万円で釈放された小室だが、巨額の借金などの問題は解決されておらず、今後が注目される。
今年は薬物問題が脚光を浴びた年でもあった。特に加勢大周(38)が自宅で大麻を栽培し、覚せい剤まで所持していた事件はインパクトが強かった。加勢は昼のドラマに出演中で、すでに撮り直しや再編集は不可能。逮捕と同時に打ち切りが決定し、関係者の怒りをかった。
元AV女優の倖田梨紗も大麻所持で逮捕された。他にテノール歌手のジョン・健・ヌッツォが覚せい剤、元格闘家のエンセン井上が大麻で逮捕された。来年も薬物問題は続きそうだ。
1月にラジオでの発言「35歳を過ぎると羊水が腐る」との発言が大バッシングを浴びた歌手の倖田来未(26)。約3カ月活動を休止し、今は復帰。
昨年、詐欺と恐喝未遂の疑いで逮捕された羽賀研二(47)。今年5月に懲役8年が求刑されたが、11月に逆転無罪の判決。控訴審があるため、今後の展開は分からない。
歌手・泰葉(47)の暴走ぶりも話題になった。元夫・春風亭小朝に対して脅迫メールを送り続け「金髪豚野郎」などと罵倒しまくっていた。会見を開き、一方的に終結宣言したことで、一応落ち着いたが、ハッスル参戦も決まり、動きはまだ流動的だ。
かつて不倫騒動でニュース番組を降板した山本モナ(32)が巨人・二岡内野手と五反田のラブホに行ったのを写真誌にキャッチされ、大騒動に。報道番組に復帰し、第1回放送後の夜の出来事だっため、モナは降板。二岡も日本ハムにトレードされた。
9月下旬に所属事務所から専属契約を解除された小向美奈子(23)が週刊誌でグラドルの売春など、芸能界のタブーを暴露。今後の展開は!?