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高畑充希が舞台を重視する理由 ミス・サイゴンのヒロインを射止める

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高畑充希

 女優の高畑充希が、来年5、6月に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「ミス・サイゴン」で、ヒロインのキムを演じることを、一部スポーツ紙が報じた。

 同舞台は、ベトナム戦争を背景に、ベトナムの少女キムと、米軍兵士クリスの悲恋を描くミュージカルの名作。

 1989年に英ロンドンで初演され、日本では、これまで故・本田美奈子さん、松たか子、笹本玲奈、新妻聖子らがヒロインを演じてきた。

 記事によると、高畑は、大原櫻子、屋比久知奈、昆夏美とともに交代でキムを演じる。4人は、英国から来日したスタッフらを前に、2度のオーディションを経て役を射止めたそうで、高畑、大原、屋比久は今回が初めて、昆は3度目の出演となるという。

 高畑といえば、16年にNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを演じ、一躍その知名度が全国区に。

 今年1月期には、TBS系連続ドラマ「メゾン・ド・ポリス」に主演し、全話の平均視聴率は10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 「舞台経験が多いにもかかわらず、しっかりとテレビドラマ仕様の演技も、映画仕様の演技もこなせるため、オファーが途切れない。にもかかわらず、わざわざオーディションを受けて役をゲットしたのには驚かされた」(テレビ局関係者)

 ブレーク前の07年から12年までミュージカル「ピーター・パン」で主演を務めていた高畑。その後も多忙にもかかわらず、コンスタントに舞台への出演をこなしているが、どうやら舞台に愛着のある理由があったようだ。

 「テレビは視聴率、映画は興行収入が話題になりますが、本人的には数字で評価されるのが好きではないようです」(芸能プロ関係者)

 五輪イヤーに「ミス・サイゴン」で完全燃焼しそうだ。

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