番組では、松坂の来歴が紹介され、18歳の時の写真が公開されると、平成ノブシコブシの吉村崇から、「昔の方がイケイケ感があるのに、年々チェリーになっている」とツッコまれ、笑いを誘っていた。ネット上では「確かに吉村の言っていることごもっとも」といった声が聞かれた。
さらに、『情熱大陸』(TBS系)のディレクターからは、4か月密着してわかったのは、「本当に普通の人」と指摘されていた。こうした地味なキャラクターが災いしたのか、最近の松坂は人気に陰りが見られると指摘する声もある。
「松坂といえば、イケメン俳優として知られていますが、やはり番組でも紹介されていたように、イマイチ地味で、伸びしろにかける部分があるといえるでしょう。戦隊ヒーロー出身俳優として期待された2013年公開の実写版『ガッチャマン』は大コケしていますし、昨年主演を務めた『不能犯』も興行成績的に振るわず、完全にファン向けの内容といわれていました。テレビドラマにおいても、現在放送中の『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)は、視聴率は6%程度(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)と低迷中であり、なおかつ、障害者と健常者の恋愛といったテーマも炎上しています。出演作は多いが、突き抜けるヒット作に恵まれないのが松坂の置かれた現状だといえます」(芸能関係者)
そのため、この日の放送では、新たなキャラを出そうとしたのか、「理想の結婚条件20カ条」が掲げられた。譲れない3条件として挙げた「怪我をした時のために常に絆創膏を持っている子」「手の甲にメモを書いている子」「寒い時、男側のコートのポケットに手を入れてくる子」には、ネット上で「私、全部当てはまってるから結婚してくれ」といった声も聞かれた。それでも、地味な印象は全体的にぬぐえなさそうであったが、ネット上では「イケメンなのに地味っていうのは対比としては面白いんでは」「地味過ぎて逆に面白い」といった声が聞かれた。
松坂は1988年10月生まれの30歳。一つの節目であるだけに、今年は俳優としての正念場ともなりそうだ。