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松坂桃李、主演映画がヒットしないと危ない? ピエール瀧被告のとばっちりも

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松坂桃李

 俳優の松坂桃李が6日、都内で行われた映画「居眠り磐音」(本木克英監督、17日公開)の完成披露試写会に登壇したことを、各スポーツ紙が報じている。

 同映画は、佐伯泰英氏による時代小説シリーズを原作とした時代劇。時代劇初主演となった松坂は、昼はうなぎ屋で働き、夜は両替屋の用心棒として働く、悪に立ち向かう浪人・坂崎磐音を演じる。

 もともと、同作には、麻薬取締法違反の容疑で逮捕・起訴されたピエール瀧被告が出演予定だったが、逮捕を受けて代役に奥田瑛二が起用され、再撮影・再編集を経て完成にこぎつけていた。

 各紙によると、完成までの経緯を踏まえ松坂は、「みなさんの応援と支えのおかげで完成披露のところまで来ました。ありがとうございます」と感謝。「磐音は壮絶な過去と運命を背負わなければいけなくなるのですが、その運命と向き合いながら、日々、撮影に臨んでいました」と振り返ったという。

 「昨年公開の『孤狼の血』で、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞など数々の映画賞を獲得した松坂。初の時代劇主演でかなり本気で映画賞を狙っているようで、瀧被告のおかげで公開が危うくなった際、所属事務所と配給元の関係が悪化しそうになったようだ。しかし、結局、無事に公開にこぎ着けて一件落着」(映画業界関係者)

 松坂といえば、4月期のドラマ「パーフェクトワールド」(フジテレビ系)に主演しているが、初回から視聴率が振るわない。

 「昨年、岩田剛典主演の映画版が公開されたが成績は振るわず。にもかかわらず、オファーを受けてしまったが、案の定、視聴率は初回が6・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話が5・8%。松坂サイドとしては、もはやドラマの方はどうしようもないので、映画の客入りと評価に期待しているようだ」(芸能プロ関係者)

 時代劇が当たれば、俳優として大きくステップアップできそうだ。

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