“絶対に負けられない戦い”に挑む大谷が仰天公約を掲げた。
2・9大阪府立体育会館第二競技場大会で、ショックウエーブ・ザ・ロボットと激突する大谷。「どんな相手でもどんなカードでも全力でやらなきゃいけないと思っています。絶対に負けるわけにはいかない」といつになく鼻息が荒い。
必死になるのも当然。もし、敗れた場合は即刻メカに改造されてしまうというペナルティが大谷には課せられている。自分を追い込むため、大谷はさらなるペナルティを自らに課す。「万が一負けてしまったらリングネームからコスチュームから全部変えなきゃいけない。それこそ『メカタニ』に改名せざるを得ないでしょう」とし「赤いロボットなんて見たことないでしょう?全身銀色になるしかないでしょう」。負けるつもりはないと踏み、トンデモ公約まで付け加えてしまった。
そればかりではない。大谷がメカになってしまえば、今後の活動にも影響しかねない。ソード軍のキャプテン田中は「負けたら社長の仕事できないでしょ。それに大谷がメカになるんだったらオレもロボットになって、“メカ炎武連夢(エンブレム)”になるしかないのかも…」と頭を抱えている。
炎武連夢といえば、NWAインターコンチネンタルタッグ王座や2002年のプロレス大賞で最優秀タッグに輝くなどの功績を収めた名タッグ。2・17後楽園ホール大会で再結成されるが、大谷がメカ化すれば、パートナーの田中までもがメカ化し、メカエンブレムになってしまうかもしれないのだ。
田中の言葉を聞いた大谷は「炎武連夢は熱い友情で結ばれている。ゼロワンの切り札を消滅させるわけにはいかない」と改めて気合を込め直していたが…。大谷、そして、炎武連夢の運命やいかに。