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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/23函館・6/23阪神)

 先週の函館デビューの注目馬・ヒルノバーハーバは、まずまずのスタートを切ると好位を取りにいくが、前の馬が急に後退したことでやや引っ張る形になり後方の位置取りになる。道中はやや気合いを入れられながらの追走で、3、4コーナー中間から追われ始める。直線はじわじわと伸びるものの前と同じ脚色で詰めることが出来ず4着。少し余裕のあるつくりだったことや、距離が若干足りなかったと思われる。ただし、一回使ったことにより反応が良くなると思われるので、次走は好勝負出来るだろう。阪神デビューの注目馬・ドリームカイザーは、まずまずのスタートを切り、馬なりのまま7番手の位置取り。道中は外に逃げようとしており、鞍上が必死 に抑える。 4コーナー入り口からムチを入れられるとシュっと反応し追い上げるが、前半に離された分だけ届かず4着。4コーナーで使った脚は見どころがあり、一度使われて素軽くなればすぐに順番が来るだろう。

 今週の函館デビューの注目馬は、6月23日(日)第5R芝1200m戦に出走予定のファイトバック。馬名の由来は「反撃する」。牡、黒鹿毛、2011年4月18日生。栗東・領家政蔵厩舎。父アドマイヤジャパン、母トウホープログレス、母父ナリタブライアン。生産は新冠町・オリエント牧場、馬主は宮川純造氏。半兄には札幌2歳Sを勝ったオールアズワン(父ネオユニヴァース)がいる。均整の取れた好馬体をしており、顔も凛とした顔立ちで気性は前向き。肩や胸前は幅があり、力強い筋肉を 持っている。トモも負けず劣らずの筋肉。背中は短めだが、繋ぎは短いわけではないので距離はマイルくらいまで対応できそうだ。キレよりも長く良い脚を使うタイプ。初戦から動けるタイプで、狙うは兄同様2歳重賞制覇。なお、鞍上は川須栄彦騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、6月23日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のピオネロ。馬名の由来は「先駆者」。牡、鹿毛、2011年4月8日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ネオユニヴァース、母クルソラ、母父Gandy Stripes。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。クラブ法人・キャロットクラブの募集馬で総額3000万円。母はアルゼンチンのGIウイナーで、半兄には中央で2勝を挙げているクローチェ (父ダイワメジャー)がいる。パッと見てバランスの良い好馬体。筋肉の収縮性も良く、道悪もこなせそう。兄クローチェはダートで2勝を挙げているがこちらは芝馬。クッションの効いた足もとをしており、キレのある走りを見せてくれるだろう。適性距離はもちろんクラシックディスタンス。なお、鞍上は蛯名正義騎手を予定している。

※出走予定競走には、 馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・ 浦河にある 生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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