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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/1東京6/1阪神)

 今年の日本ダービーが終わり、来年のダービー、オークスを目指して今週から2011年産世代の新馬戦がスタートする。それに伴い、当コラムでも2011年産の注目新馬を競馬場ごとに一頭ずつ紹介していく。今年最初の注目馬はこちら。

 今週の東京デビューの注目馬は、6月1日(土)東京第5R芝1400m戦に出走予定のパンテラネグラ。馬名の由来は「黒ヒョウ」。牡、栗毛、2011年3月29日生。美浦・大和田成厩舎。父ローエングリン、母ファストパス、母父タイキシャトル。生産はえりも町・エクセルマネジメント、馬主は(有)ミルファーム。2012年サマ ーセールにおいて157万円で落札された。祖母は97年エリザベス女王杯(GI)を勝ったエリモシックで、同牝系からは09年デイリー杯2歳S(GII)や11年スワンS(GII)を勝ったリディルや、12年デイリー杯2歳Sや13年東京新聞杯(GIII)など重賞3勝を挙げているクラレントが出ている。ミルファームは全長600mの全天候型屋内坂路(平均傾度7%)がある自身の育成場「ミルファーム Ocean View Park」で育成をおこなっており、早い時期から始動できる下地が出来ている。本馬は初仔で小柄だがその分仕上がりが早く、繋ぎが短めで距離は1200m〜マイルくらいが合いそうだ。坂路で鍛えられている成果か、トモは良く発達しておりキレというよりも長く脚が使えるタイプ。追い切りでは古馬相手に先着しており、初戦から期待できそうだ。なお、鞍上は嘉藤貴行騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、6月1日(土)阪神第5R芝1600m戦に出走予定のダンスールクレール。馬名の由来は「明るい踊り手」。牡、鹿毛、2011年4月28日生。栗東・松永昌博厩舎。父ブラックタイド、母スーパーバレリーナ、母父Storm Bird。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は(有)シルク。クラブ法人・シルクホースクラブの募集馬で総額3000万円。近親には11年青葉賞(GII)の勝ち馬で、日本ダービー、菊花賞をオルフェーヴルの2着に入ったウインバリアシオンがいる。肩やトモには柔らかい筋肉が付いており、その走りは重心が低く大飛びで、キレを武器に勝負するタイプ。繋ぎはクッションが程良く効いており、長さも良い。距離はマイルから2000mくらいが合いそうだ。なお、鞍上は先週5度目のダービーを制した武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある 生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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