この日も、現役アイドルという立場にある木下が「アダルトビデオ」と口にしたことで、過剰に反応するファンがツイッターに殺到。そんなファンに対し「いや18やったらアダルトビデオの1つ2つ見るやろなんやこんなことで騒ぎおって。ちなみに見てるときはボーッとしながら若干半笑いで推しを誰にするか悩んでる」と一蹴した。
映像やグラビアで同性を見るのは好きだという彼女だが、自分がグラビアをやる必要性に関してはスポーツ報知のコラム『奇天烈大百花』にて、「お金は大好きですが、お金をもらっても脱ぎたくない。“あいつ脱いだやつや”って、後ろ指をさされるのが嫌なんです」とキッパリと正直な気持ちを語っている。
また9月1日のツイッターでも注目を浴びた。彼女は「あのさ、フォローするのは自分の勝手なんやからそこ期待されてもね? わしゃあ高橋さんご本人にも言うたけど基本メンバーの事はフォローしません朝からどーでもいいランチタイムの事とか流れてくると携帯もろとも色々ぶっ壊したくなるからね(略)」とツイートした。これは高橋みなみがツイッターを開始したため、わざわざフォローするようにと催促するファンに対する書き込みだと思われる。その言葉通り、木下はツイッターでAKBメンバーをフォローしていない。
しかしそこにこそ彼女を落とす糸口はある。木下がフォローしている約45のアカウントを調べてみると、その中に『戸川純事務所』がある。彼女の趣味思考を考えると、サブカルシーンに絶大な影響を与えた戸川純をリスペクトしていても不思議ではない。
そこでまず我々がすることは米の自動販売機の前へ行き、木下が近くを通るまでじっと待つ。そして彼女が通りかかったら、自販機を“ペローン、ペローン”と舐めてみよう。意味がわからないかもしれないが、これで木下は必ず落ちる。
まずなぜ米の自販機を舐めるのかというと、これは戸川純の有名な癖だからである。彼女の自伝『樹液すする、私は虫の女』によると、「米屋の前まで来ると、自販機をペロッとなめる。どうしてだかわかんないけどしなくちゃいけなかった」と自販機を舐めるのが、どうしても辞められなかったと衝撃の発言をしている。戸川が舐める度に米屋のおじさんは「またやってるよぉ…」という目で見てくるそうだ。つまり木下にもこれを見せれば「あ、平成の戸川純やん」と興味を示してきてくれるはず。
というわけで好きな女性に振り向いてもらうためには、その女性が憧れている人の真似をすること。そうすれば相手側が共通項を見出し、こちらに興味を抱いてくれることだろう。
(文・柴田慕伊)