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【週刊テレビ時評】NHK朝ドラ「花子とアン」での好演で再浮上の仲間由紀恵 主演ドラマ「SAKURA〜」で苦戦続く

 NHK連続ドラマ小説「花子とアン」は、平均視聴率22.6%(数字は以下、すべて関東地区)をマークする大ヒット作となった。

 同ドラマで再浮上を果たしたのが、仲間由紀恵だ。珍しく脇役オファーを受けた仲間は、主人公の花子(吉高由里子)の“腹心の友”である蓮子役を熱演し、その演技力が改めて評価された。

 仲間といえば、「TRICK」シリーズ(テレビ朝日)、「ごくせん」シリーズ(日本テレビ)のヒットで、女優としてのランクアップに成功。

 ところが、ここ数年、主演した連ドラである「恋愛ニート〜忘れた恋のはじめ方」(TBS/12年1月期)、「ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜」(日本テレビ/同年7月期)、「サキ」(フジテレビ/13年1月期)は、いずれも全話平均視聴率10%前後と低迷し、その人気にかげりが見えていた。

 しかし、「花子とアン」での再浮上で評価が高まり、今クールでは「サキ」以来、約1年半ぶりに「SAKURA〜事件を聞く女」(TBS/月曜日午後8時〜)で民放連ドラの主演を務めることになった。

 初回(10月20日)は9.9%でスタートした「SAKURA〜」は、第2話(同27日)で10.0%と2ケタに乗せたものの、第3話(11月3日)で8.5%と降下。第4話(同10日)も8.4%と低調。

 そもそも、TBSの月曜午後8時のドラマ枠は数字を持っておらず、前クールの「ペテロの葬列」(小泉孝太郎主演)も平均視聴率7.6%で終わるなど、低視聴率が続いている。

 TBSとしては、そのジンクスを仲間に打ち破ってほしいとの期待が懸けているが、苦戦が続いている。この先、なんとか2ケタ台は獲りたいところだが、どうなることやら。

 「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」(米倉涼子主演/テレビ朝日/木曜日午後9時〜)第5話(同6日)は22.2%で、5週連続で大台を突破。

 綾瀬はるか主演の「きょうは会社休みます。」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)第4話(同5日)は17.3%で、右肩上がりの好調ぶりをキープ。

 丸山隆平主演の「地獄先生ぬ〜べ〜」(日本テレビ/土曜日午後9時〜)第5話(同8日)は10.2%で、前週より0.3ポイントアップ。

 錦戸亮主演の「ごめんね青春!」(TBS/日曜日午後9時〜)第5話(同9日)は7.4%で、前週より0.7ポイント上げたが、依然低調が続いている。

 フジ月9ドラマ「信長協奏曲」(小栗旬主演/月曜日午後9時〜)第5話(同10日)は11.6%で、前週より3.0ポイントダウンして、過去最低。

 また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第45話(同9日)は16.8%で、前週より1.8ポイントアップした。
(坂本太郎)

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