放送第1回に茶々(のちの淀=宮沢りえ)の幼少期役として登場した芦田は今回、上野演じる江と徳川秀忠(向井理)夫婦の長女・千を演じ、 幼くして豊臣秀頼に嫁ぐという設定なのだが…。
「宮沢りえの幼少期を演じた子役が、今度は上野樹里の娘を演じるのにはちょっと無理がありますね。年末のダイジェスト版(総集編)のときにテロップ入れるのが大変そう。でも、そうでもしてテコ入れしないといけない状況なんでしょうね、視聴率的には」と話すのは某テレビ局関係者。豪華な競演タレントを擁した割に視聴率で苦戦しているNHK大河が、前クールのドラマで尻上がりに視聴率を上げ、最終回には23.9%にまで乗せた『マルモのおきて』(フジテレビ)の主演・芦田の“持っている”数字に「白羽の矢」をたてた格好か。まさに天下のNHKまで芦田頼みといったところだ。
そうなると面白くないのは主演のプライドに傷がつきかねない上野。撮影現場では、演技についてさまざまな“ダメ出しエピソード”がある彼女だけに、天才子役・芦田とギクシャクすることがなければいいが。