同ドラマは、2013年に「週刊文春ミステリーベスト10」の第1位に輝いた、作家・長岡弘樹氏の同名小説が原作で、木村が演じるのは、警察学校の教官・風間公親。
風間は、「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間を振るい落とす場である」と考え、トラブルに見舞われた生徒に容赦なく退校届を突き付け、冷徹に生徒たちを追い詰める“鬼教官”。
各紙によると、撮影は今月1日からスタート。木村は初の教官役に向けて、数か月前から役作りに取り組み、実際に警察学校を訪れ、警察官としての所作を学ぶ訓練にも参加したというのだ。
「このところ、木村は中国版Twitterの微博(Weibo)に、ブラジリアン柔術のパーソナルトレーニングを受ける写真や、ジムで筋トレに励む写真を頻繁にアップしていたが、おそらく、今回発表されたドラマに向けての体作りだったのでは。以前ならオファーを受けなかったような役柄」(テレビ局関係者)
ネット上ではこの報道を受け、「原作好きとしては、鬼教官=キムタクはなしでしょう」、「風間教官とイメージが全然違う…」など落胆する声が上がっている。
木村といえば、今年10月スタートのTBS系日曜劇場(タイトル未定)のドラマ枠に主演し、天才シェフ役を演じることが発表されたばかり。
また、フジは3月28日に俳優の東山紀之主演の開局60周年特別企画ドラマ「砂の器」を放送したが、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
「『砂の器』は、Sexy Zoneの中島健人も投入したバリバリのジャニーズドラマだったが当たらず。それでも、ジャニーズにすがり結局はキムタク頼み」(芸能記者)
旧態依然な体制のままでは、視聴率の低迷を打開するのは難しそうだ。