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オリックス成瀬善久、右ハムストリングス肉離れで離脱も若手左腕にチャンス拡大!

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成瀬善久

オリックス
春季キャンプ第4クール2日目
▽20日 宮崎・清武SOKKENスタジアム

 オリックスは20日、前ヤクルトで今キャンプからテスト入団した成瀬善久投手が宮崎市内の病院を受診し、MRI検査を受けた結果、右ハムストリングスの肉離れグレード1との診断を受けたと発表した。グレード1は軽度の肉離れだが、ベテランということもあり、今後は2軍でリハビリに専念する。

 かつて、ロッテのエースとして活躍した成瀬は、2007年に最優秀防御率と最優秀投手を受賞。2010年にはクライマックスシリーズファイナルステージのMVPに選出されている。2014年オフに国内FA権を行使し、ヤクルトに移籍。ヤクルトでは3年間で6勝11敗。昨年はプロ入り初の未勝利に終わり、ヤクルトを自由契約に。再起をかけてオリックスの春季キャンプにテスト生として参加。6日に支配下登録された。

 17日の紅白戦では、野手の間から「成瀬さんのスライダーはヤバイ」という声が出るほどの好投を見せ、主砲の吉田正尚、T-岡田から三振を奪って好調さをアピール。ロッテのエース時代に監督を務めていた西村徳文監督も「持ち味のコントロールが良かった。まだまだ行ける」と高評価した上で、「対外試合でどこまでやれるのか、我々も早く見極めたい」と24日に行われるソフトバンク戦(アイビースタジアム)での先発登板を決めていただけに、成瀬の離脱は残念な“つまづき”である。

 しかし、成瀬の離脱により“左腕枠”がひとつ空いたのも事実。松葉貴大をはじめ、17日の紅白戦で好投し、球速が増した山崎福也、ルーキーの左澤優など、他の左腕のピッチャーにチャンスが生まれたのも事実。西村監督は「遠慮せず、掴み取る気持ちが見たい」と選手の貪欲さを強く望んでいるだけに、若い選手の猛アピールに期待したい。

文 / どら増田
写真 / 垪和さえ

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