各紙によると、ツアーの終盤に加藤が突然「発表させてもらいます」と切り出し、「ぼくと山本と吉本興業の大崎(洋)社長と10日ぐらい前にお話しさせていただき、『戻ってくるか』というお話しを頂きました。これからはできる限り2人で頑張らせていただきたい」と山本の吉本復帰を発表した。
山本は06年7月に北海道函館市で淫行騒動を起こし、同月に吉本が契約解除しており10年ぶりの復帰。15年からはフリーとして単独ライブなどを行い、今年9月から15年ぶりに「極楽とんぼ」としてツアーをスタートさせていたが、「加藤が再三、吉本に働きかけた。加藤は帯番組のレギュラーで稼いでいるので、吉本もいつまでも加藤の意向をスルーすることはできなかったのだろう」(芸能記者)。
復帰が発表されると、ステージには山本を慕っていた芸人仲間「軍団山本」のメンバーでもあるロンドンブーツ1号2号・田村淳、ココリコ・遠藤章造、品川庄司・庄司智春、ペナルティ・ワッキーらが上がり、涙を浮かべ山本の復帰を祝福したという。
「山本は活動を再開した当初は、そこまで真剣に取り組んでいるわけではなかった。しかし、加藤の熱意により、そのうち、吉本復帰へ向け以前のように仕事に対して真剣に取り組むようになり、それを吉本サイドが認め復帰となったようだ」(同)
加藤は21日、日本テレビ系「スッキリ!!」で山本の復帰を生報告。今後について、「ライブとかから頑張っていきたいと思っております。(ライブを)ちょっとやりながら、テレビのオファーもまたあればそっちも出ていきたいと思っております」と意気込んだ。