10年ぶりに番組に登場し、「めちゃイケ」メンバーと再会した山本。番組終盤には加藤と山本が一対一で対峙し、まず加藤は「10年ぶりだな。こうやってテレビの前で話すの。どういう気持ちだ、今?」と問いかけた。しかし、山本は答えられず、押し黙っていた。
そんな山本に対して加藤は「俺もどうしていいわからねぇんだよ。今こういう状況で、二人で喋らされて。ここにいる全員どうしていいかわからんぇんだよ」と語り、「当たり前じゃねぇからな、この状況。いつか誰かが、いつか『めちゃイケ』が番組にしてくれて、『俺普通に戻れる』。そんなことねぇからな」と訴え、「世間から何も受け入れられてねぇ人間がな、テレビなんか出れねぇんだよ!」と叫んだ。
また、「お前野球場で歩いてきて第一声、『すいませんでした』だろ。わかれや、もう。照れ隠しでなんでヘラヘラしてるんだよ」と山本の言動を注意し、「これ逃したらもう何にもねぇんだぞ、俺ら。終わりだぞ!」と全身全霊で語りかけた。山本と「めちゃイケ」メンバーは東京・お台場野球場で再会し、「めちゃイケ」メンバーは神妙な面持ちだったが、山本は笑顔で登場していた。
さらに「この場とか、このチャンスを与えてくれた、スタッフとか演者のみんなに悪いって気持ちねぇのか?」、「お前10年間、『めちゃイケ』メンバーとかの気持ち考えたことあるのか?」、「どういう10年過ごしてきたか考えたことあんのか?」「一人ひとりの気持ちになって考えたことあんのか?」と語りかけた。
撮影現場には、「めちゃイケ」メンバーの他に、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、ココリコの遠藤章造、ペナルティのワッキー、タレントの武井壮も駆けつけていた。
加藤は後輩たちの勇気ある行動に、「ここに出てくることにリスクしかなぇからな。お前のことを好きだ好きだって擁護することは、世間でこの仕事をやる中で、リスクしかねぇからな。それなのに出てきてくれてんだぞ。そんな後輩いるか? あんな優秀な芸人になって、“若い頃に世話になった”、“ご飯食べさせてくれた”、それだけでずーっとお前の味方だよ。淳なんてそれで何人敵作ったんだよ」と称えた。
最後に加藤は「正直に言うけど、どうしようもないわこいつは。どうしようもねぇ男ですわ。ただ、もう一回(コンビで)やりてえんだよ」と人目をはばからず号泣した。