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父親世代の夢・ガンプラを操縦してシミュレーションバトルが実現!?

 日本玩具協会主催の見本市『東京おもちゃショー2011』(16日から19日、東京ビッグサイト)で、10月からテレビ放映開始が発表された「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作「ガンダムAGE(エイジ)」のプラモデル(10月発売予定)が公開された。

 そして、アニメの劇中に登場するこのモビルスーツ(=戦闘用ロボット)のプラモには、ICチップが搭載されるらしい。なんのためのICチップかをおもちゃショーのバンダイブースで尋ねると、なんと、自作のプラモを仮想空間で操縦してバトルシミュレーションを行うためだそうだ。

 「ガンダムAGE」は、正体不明の敵と地球連邦が戦う時代を背景に、3世代にわたる少年たちが登場し、「救世主」と呼ばれたモビルスーツ「ガンダム」には、機体を自己進化させる「AGE・システム」が搭載されるという。

 その「ガンダムAGE」のプラモを、10月稼働予定という店頭無料ゲーム機器に設置すると、プラモの機体のデータが読み込まれ、ゲーム画面に、自分で組み立てたプラモがモビルスーツとして現れるという仕組みらしい。また、「ガンダムAGE」の劇中にも登場する「ガンダム専用起動装置」(別売)に経験値を蓄積することができ、機体は3体まで読み込み可能で、小隊を組んで敵と戦うこともできるという。父親世代というよりは、まずはアニメの劇中での活躍が予想される少年たちの世代向けという印象は受けたが、プラモのほかに、フィギュアシリーズもあり、シミュレーションでの仕組みなどが異なるようだ。

 ガンダムファンには、ガンプラ(ガンダムシリーズのプラモデル)の組立てだけでは飽きたらず、改造したり、ジオラマで戦いの場面を再現したりした人も多いはず。そんなガンプラを眺めながら“このモビルスーツを自分で操縦してみたい”と思っていた人もいるのでは。

 シミュレーションシステムは、どのようなものになるにせよ、いまだ全容は明らかではない。続報に期待したい。(竹内みちまろ)

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