ジェフは、年齢を重ねることで自分の容姿をより良く感じることが出来ると信じて、年齢を気にせずに放っておくことを学んだという。
「年をとっていくにあたり、自尊心の折り返し地点みたいなものがあると思うんだ。ただ年齢を自然にとって、考えないようにするっていうところがね」
映画『クレイジー・ハート』で演じたカントリー歌手バッド・ブレイク役で、今年度のアカデミー賞を受賞したジェフ。1982年の映画『トロン』の続編となる新作『トロン:レガシー』では、何年も大部屋俳優をやっていた人間が、どのように主役になるかを学んだと語る。
「毎日1日中撮影現場にいる映画をやったことがなかったんだ。それまでは、いつも脇役で、主役を立てようとしていたからね」
しかし、今作の監督ジョセフ・コシンスキーは、ジェフがこの役を唯一“決定的な”俳優だと思っていたそうだ。
「ジェフみたいな役者が必要なんだ。特に別の世界に行くことになるようなこの映画ではね」「真ん中で不動の何かが必要だし、ジェフ・ブリッジスが劇中で歩いているところを見ると、最高の俳優だけがなせる技、が出来る映画をまとめる役割を果たしているって分かるんだ」
『トロン:レガシー』は、12月17日より3Dで全国公開開始。