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KAT-TUN グループ内に不協和音

 昨年春にメンバーの赤西仁が半年間の海外留学を終えて復帰したものの、一時期の勢いは衰えたジャニーズの人気グループ「KAT-TUN」。メンバーの中でも田中聖(22)の傍若無人ぶりには所属事務所も手を焼いており、ソロの仕事は激減。グループ内でも浮いているという。

 田中といえば、たびたび週刊誌や写真誌で報じられるのがその奔放な下半身だ。
 「グラビアアイドルの木口亜矢、AV女優の倖田梨沙、小澤マリアと浮き名を流した。高校時代には、今年おバカタレントとしてブレークした木下優樹菜と交際していたともいわれている。都内のクラブによく出没し、泥酔すればナンパしまくっている。そのうち問題を起こしかねないが、言っても聞く耳を持たないので、事務所は放任を貫いている」(週刊誌記者)
 何か問題を起こしたとしても、他のメンバーがかばってくれれば情状酌量となりそうだが、グループ内でも、ここのところ浮いているとか。
 「一時期、田中は『赤西よりも中丸(雄一)の方が歌が上手い』とあっちこっちに言いふらしていたそうです。CMでも共演するなど、本来、グループで一番仲が良かったのは赤西なんですが、田中の言動を聞きつけた赤西が『てめぇ、マジで言ってんの?』と激怒。楽屋で殴り合いのけんかに発展したそうです」(音楽関係者)
 グループのツートップといえば、言わずと知れた赤西と亀梨和也だが、亀梨とも仲がいいとは言い難いらしい。
 「ある時、亀梨が冗談っぽく田中に『なんか(演歌歌手の)ジェロっぽくね?』と言ったそうです。それに田中は、『ぽくねえよ!』とかみつき大げんかに発展。今は全く口も利きません」(同)
 もはや、田中はグループ内の“火薬庫”だが、周囲のスタッフも配慮しているようだ。
 「最近では、ラップ担当の田中だけレコーディングが別。田中は相当こだわりがあるようで、何度もとり直しを要求するようで、他のメンバーからは『ラップだけなのに、なんであんなにかかるの?』と不満の声があがっているそうです」(レコード会社関係者)
 一体、なぜここまで田中が浮いてしまったのだろうか?
 「やはり、赤西と亀梨をツートップに据えた事務所への反発です。赤西が留学している時期は、TBS系のドラマ『特急田中3号』で主演に抜擢されたが低視聴率に終わった。あのチャンスをつかめず、上層部は『田中がグループを引っ張るのは荷が重い』と判断。赤西の復帰に頼らざるを得なくなった」(芸能プロ関係者)
 ワイルドさが魅力の田中だが、このままグループに残りたいのなら、少しおとなしくしたほうがいいかもしれない。

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