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田中正直のウェブランニングクリニック 「第5回 ランニングスポット」

 今回は、【Air Run TOKYO】の練習会でも良く走る皇居をご紹介します。

 私が、初めて皇居を走ったのは、2002年の5月でした。8年前は、皇居を走る人もそんなに多くはなく、東京の有料ランニングクラブも数チームしかありませんでした。ランニングにお金を出す時代ではありませんでしたね。30年前を考えると、お茶やミネラルウォーターのペットボトルを買うのに抵抗があった時代でしたが、現在は多くの種類のお茶やミネラルウォーターが販売されています。

 ランニング界も、走ることを習うのに、お金を出すなんてありえない時代から、現在は多くのランニングクラブが有料で練習会を開くようになっています。それだけではなく、1万人規模のマラソン大会も1日で定員に達したなんて話しを聞いても驚かないようになってしまいました。あまりにもそのような大会が多いのです。その他にも、市民ランナーもマッサージなどに通いカラダのケアをするようになっています。
 5年程前からは、酸素も売られています。高酸素ルームや高酸素バーがビジネスとして確立する時代です。

 皇居も2005年くらいからランニングをする人が急激に増えました。東京マラソンでマラソンブームに火がつき、現在は毎日が大会のようです。先日、皇居近くの警察(交通課)からお聞きしたお話しです。平日18時から21時まで何人が目の前を通過するか計測した結果はなんと、のべ4200人だったそうです。
 この数字には私も驚きました。では、なぜそんなに皇居は人気なのか? 皇居の、良さを考えてみました。

 第一に上げられることは、信号がなく5km走れることでしょう! 都心では皇居以外にありません。

 第二に、オフィス街に近いことです。皇居を一周する間に、大手町、半蔵門、日比谷(銀座)、丸の内などのオフィス街を通ります。

 第三は、ブームにより走りやすい環境が整ってきましたので急激にランナー人口は加速しました。
 それは何かというと、シャワー・ロッカールームを完備したランナーのための更衣スペースが皇居回りには多くあることです。これにより、身だしなみに気を使う女性ランナーが急激に増えました。

 皇居は都心でいながら緑も多く、昼間に走っても元気になれます。(車の排気ガスが気になる時もありますが…)夜は、東京タワーやオフィスの明かりがキレイに見え気分も盛り上がります。私の、大好きなポイントは夜の半蔵門から桜田門へ向かう下り道です。すごく眺めが良く仕事のストレスから解放される瞬間です。是非行ける方は、皇居ランを楽しんで下さい。

 皇居以外でもそうですが、気をつけることがあります。それはランニングマナーです。自転車の方も、歩行者もいます。ランナーだけの道(歩道)ではありません。常に譲り合いの気持ちを持って走ることです。また、キープレフトを心がけ、横に数人並んで走ることは止めましょう。健康のために! 楽しんで走れるように! 最低限のマナーは守りましょう。

 【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、「リアルライブ見た」で無料体験できます。参加希望の方は、airrun@pss1.jp にメール下さい。
 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。

【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー
 次回は、『ビギナーのトレーニングの仕方』

写真:皇居の風景

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