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加藤浩次、首都圏中心の台風報道に苦言と謝罪 復旧作業員にも気遣いを見せ称賛の声続々

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加藤浩次

 8日から9日にかけて、関東地方を直撃した台風15号。このニュースに対する加藤浩次の意見に称賛の声が集まっている。

 「11日の『スッキリ』(日本テレビ系)では、未だ台風の影響で被害が続く千葉県・南房総市の現状について特集を組んでいました。これは、もともと番組に多く寄せられたメールがきっかけで取材が始まったようです。すると、この市では2万3000軒で未だに停電が続き、8万3千軒で断水。電柱が倒れているため車も通れず、さらに、高速道路も通行止めになったことから食料品など商品が届かず、陸の孤島状態に。クーラーも使えないことから熱中症で高齢女性が死亡するなど、不自由を強いられている生活が浮き彫りとなったのです」(芸能ライター)

 この深刻な状況に、加藤はこう述べたのだ。「台風が日曜日に来て水曜日ですから、3日が経過しているということなんですけれど、我々伝える側も、首都圏中心に取材を進めていっている、南房総市がこうなっているということが、3日後になってしまう状況を見ると、考えなきゃいけないと思う」と、東京中心の取材の進め方に疑義を呈したのだ。

 これには、SNS上で「台風15号の取材を東京中心にしていたことを謝罪する加藤浩次さん。名司会かと」「いいこと言うねー」「遠回しに千葉県の皆さんごめんなさい出来るスッキリのスタッフさんと加藤浩次さん気に入ってる」などなど称賛の声が寄せられたのだ。

 また、この放送中、東京電力が千葉県の停電に際し、11日中の全面復旧の見通しが立っていないことが判明。すると加藤は、「現場で作業をされている方たちは本当に一生懸命されていると思う」と、復旧作業にあたる作業員への気遣いも見せたり、南房総市長との生電話取材の時には、家が停電しているために車中泊をしている人の体調管理も心配していた。

 一部ニュース媒体では加藤の降板説が絶えないが、視聴者に支持されている理由はこんな思いやりにもあるのだろう。

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