ただ、実際の会見の内容は、東京都中央区議の男性に言及した動画に関して、警視庁から任意で事情聴取を受けたとするものだった。これには、ネット上では「ちょっと煽りすぎでは」といった声が聞かれた一方で、「この人逃げずになんでも話すところは正直でいいんでは」といった肯定的な声も聞かれた。
区議の男性はN国公認で出馬するも、当選直後に離党し、立花議員からたびたび抗議を受けていた。区議本人から被害届が出されたため、警察が任意での聴取を行った形だ。これに対し、立花議員は「警察はそんなにヒマなのか」と、いつもの調子で批判を繰り広げた。これには、ネット上では「この人、警察とかの問題になるとヒートアップしちゃうからな」「火に油みたいな感じじゃないの」といった声が聞かれた。
立花議員は、立候補前からNHKの集金人を動画撮影する、私人逮捕するといった過激な直接行動で知られていた。そのやり方は、マツコ・デラックスの発言を巡って、『5時に夢中!』(TOKYO MX)の生放送スタジオ前に駆け付ける姿にも現れているだろう。このやり口を巡っては、爆笑問題の太田光が「やっていることは暴力団の脅しと一緒」と鋭く批判したことでも知られる。
立花議員は会見においては、ただちに議員を辞めることはないものの、「有罪となった時点で議員辞職をしなくてはならないとは考えている」とも述べている。過激な言動で知られる立花議員だが、当然そうした行動に対しての責任を取らされる可能性も生じたと言えそうだ。
記事内の引用について
立花孝志議員公式ツイッターより
https://twitter.com/tachibanat