「全盛期は特番で視聴率が20%、レギュラー放送でも15%超えが当たり前だった。ところが、最近のレギュラー放送では裏番組のトークバラエティー番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に押され、10%台前半しか取れず、『しゃべくり』のゲストによってはスマスマを上回ることもある。その割にスマスマはSMAPメンバーの高額なギャラもあって制作費が高くつくので、リニューアルがささやかれていた」(フジテレビ関係者)
それでも、改編期はスマスマの特番が放送されるのが恒例で、9日も新春特番が放送されたが、なんと他局の人気ドラマにどっぷりと乗っかっていたのだ。
「これまで他局でも人気ドラマがあればコントにしてきたが、今回は最終回で平均視聴率40.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した『家政婦のミタ』(日テレ系)をコントにしてきた。松嶋菜々子が演じた主人公の三田灯をてっきりSMAPのメンバーがやるのかと思われたが、演じていたのはなんと往年の大女優・三田佳子。それだけでも意外性があったのに、三田はろくに家事もしないようなダメ家政婦。今後、シリーズ化するようだ。ドラマで長谷川博己が演じたダメな父親は稲垣吾郎が演じていた」(テレビ関係者)
それのみならず、SMAPがゲストを招く歌のコーナーに登場したのは、同ドラマの主題歌「やさしくなりたい」を歌っていた斉藤和義。もちろん、SMAPとともに同曲を熱唱していたが、視聴率で『家政婦のミタ』の恩恵を受けられるか気になるところだが…。
「長寿番組だけに、もはやオリジナルの企画が出尽くしたのでは。AKB48がゲストのコーナーでも、キムタクのペットのPちゃんが登場したり、竹内結子、広末涼子ら主にSMAPと共演した豪華俳優陣を招いてドラマの裏側についてトークしたり、目新しい企画がなかった」(同)
4月で放送開始から16年を迎えるスマスマだが、このまま20周年まで続くか?