各紙によると、同サイトは、昨年末で芸能活動を引退し、ジャニーズ事務所の関連会社で、ジャニーズJr.の育成に特化した新会社の社長に就任したタッキーこと滝沢秀明氏がプロデュース。
東西合わせて約300人いるJr.のメンバーがランダムに登場し、中でも目玉となるのが、1公演500円のワンコインで視聴できるコンサートの生配信だという。
3月23日にSixTONES、同25日にSnow Man、26日にTravis Japanが行う神奈川・横浜アリーナ公演を生配信し、海外でも視聴可能。
ライブ配信のほか、コンサートや舞台のリハーサル、楽屋風景の様子を無料で配信。メンバーらが自撮りした動画なども視聴可能。
現在、テレビ番組では、「嵐」などCDデビュー組の出演が主となっているが、滝沢氏はJr.の活躍の場を広げるために、「CDデビュー以外の形を考えたい」と構想しているというのだ。
「滝沢氏は次々と新たな戦略を練り出しているが、ジャニー喜多川社長の命を受けてのものなので、事務所内ではほとんどその戦略がフリーパス。かなりの権限を与えられている。活躍の場があまりなかったジャニーズJr.たちにとっては、“救世主”のような存在」(芸能プロ関係者)
とはいえ、その新体制での弊害もささやかれ始めているというのだ。
「デビューしているグループの中だと、A.B.C-Z、ジャニーズWESTあたりがすっかり停滞してしまっているが、事務所の幹部たちが特に新戦略を考える様子もなし。このままだと、あっという間にタッキー率いるジャニーズJr.たちに追い抜かれてしまいそう」(音楽業界関係者)
タッキー新体制により、事務所内の微妙なバランスが大きく崩れそうだ。