逮捕を受け、ネット上では「この人誰?売名行為?」「犬好きとしてはこの名前はいただけない」といった否定的な言葉が並ぶ。
「ウィキペディアを見ると、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの芸人養成所である東京NSCの19期生にデビルポメラニアンの記載はありますが、個別の項目は立てられていません。東京校の同期では、男女コンビの世間知らズが出世頭といえるでしょう。大阪校の同期には8.6秒バズーカーがいますね」(放送作家)
この並びを見てもわかるとおり、デビルポメラニアンは芸歴5年目であり、まだまだ無名の新人であったといえる。同期の中ではどの程度のポジションにいたのか。
「NSCは、東京と大阪校それぞれに毎年600〜700人ほどが入学するといわれています。ただ、すぐに来なくなる生徒が多く、半年もすれば半分ほどに減るといわれていますね。この段階から授業は見込みのある10組程度の選抜クラスとその他に分けられます。選抜組に入れないとテレビでコンスタントに活躍するのは難しいといわれています。年度末には卒業公演を行い、晴れて芸人デビューとなります。希望をすればよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属は可能ですが、もちろん最初はノーギャラスタートです。ライブやネタ見せで芸を磨き、劇場の雑用などの下働きを行いながらチャンスを待ちます」(前出・同)
デビルポメラニアンが選抜クラスに入っていたかは定かではないが、少なくともNSC内の競争には生き残った芸人といえる。とはいえ、今回の一件ですべてを台無しにしてしまったのは言うまでもない。