報道によると、ベガルタ仙台のマスコットが8月12日の楽天対オリックス戦で始球式を務めた際、嶋が捕手を務めたことが縁で実現したとのこと。また、当該記事の中では、嶋は24日に行われた楽天のファン感謝祭に参加するも、挨拶する機会がなかったということも伝えられている。
退団するプロ野球選手が、別競技であるサッカーのスタジアムで挨拶するという今回の一件。この異例の事態に、ネット上の仙台・大分両サポーターからは「楽天の嶋がベガルタのスタジアムで別れの挨拶ってどういうこと?」、「ベガルタの公式サイトには『あいさつ』としか書かれてないんだが…」、「仮にそうだとして、大分サポはどんな顔して聞いたらいいんだ」と困惑の声が続出。
一方、楽天ファンからは「サンドウィッチマンが挨拶させてなかった?」、「ファン感(※ファン感謝祭)の挨拶は挨拶にカウントされていないのか」、「この記事書いた記者は嶋がサンドの2人に呼ばれて喋った場面を見てなかったんだろうか」といった指摘が複数寄せられている。
サンドウィッチマン・伊達みきおが25日に更新したブログによると、「公式なファン感謝祭イベントのプログラムには無かったが、ここまで選手として楽天イーグルス最大の功労者でもある嶋選手をグランドに呼び込み、集まって下さったファンの皆さんにご挨拶をして貰いました」と、司会を務めたサンドウィッチマンの2人がファン感謝祭の中で呼び込み、嶋が挨拶するシーンがあったことを明かしていた。
サンドウィッチマンによる呼び込みが完全なアドリブなのか、それとも球団主導の演出だったのかは不明だが、嶋はファンへ挨拶をしていたようだ。
来シーズンからはヤクルトでプレーすることが決まっている嶋。果たして、30日の挨拶では、どのような言葉を口にするのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
サンドウィッチマン・伊達みきおの公式ブログより
https://ameblo.jp/mikio-date/entry-12548595498.html