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桂三枝が六代目 桂文枝を襲名

 落語家の桂三枝が、来年7月16日の69歳の誕生日に上方落語大名跡「桂文枝」を襲名することがわかった。来年7月16日になんばグランド花月を皮切りに『三枝改め「六代目桂文枝」襲名披露興行』を行う。「桂文枝」は上方落語界では歴史のある大名跡。明治初頭に初代桂文枝が人気を博し、十八番の演目「三十石」を質入れしたことが話題になった。
 今回の襲名について、桂三枝は、「上方落語の大看板『文枝』の名に恥じぬよう、命がけで、一層の精進をしてまいります」とコメントしている。

 桂三枝は、昭和18年生まれ。大阪府堺市出身。昭和41年の関西大学在学中に桂小文枝(故・五代目桂文枝)に入門。その後ラジオやテレビ番組などにも出演し活躍している。平成18年には紫綬褒章を受賞した。

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