2016年に歌舞伎俳優の片岡愛之助と結婚し、現在は梨園妻と女優業を並行して行っている藤原。現在、舞台『花盛り四人姉妹〜吉野まほろば物語〜』(12日から大阪・新歌舞伎座)の開演を控え、稽古に励む身でありながら、夫の舞台にも顔を出すなど忙しい日々を送っているという。
そんな藤原だが、実は先月30日から行われていた夫の主演舞台の台湾公演に、贔屓筋への挨拶のために初日のみ訪れていたという。藤原は4日に「オーマイゴッドのすけトゥギャザー!」というタイトルでブログを更新。夫の舞台は現代劇だったものの、歌舞伎の贔屓筋を迎えるために着物を着用したことなどを明かした。
また、藤原は日本からは藤色のラメが入った色無地の着物と藤の帯を持っていたことを明かし、「日本では五月あたりに咲く花なので、先駆け、通常四月につけているもの」と説明したものの、気温の高い台湾ではすでに藤が満開を過ぎ、散りかけていたといい、「オーマイゴッドのすけトゥギャザー!」と慌てた様子をつづり、急遽予備の富士の帯を代用して事なきを得たことを明かした。
藤原はこの出来事に「季節の花単体のものは、もう咲いてしまうと、あまり帯としては使いません。その理由は、自然に勝てるものはないからなのでしょうね。日本の雅な考え方からかしら」と自身の考えを述べつつ、着物を着用した自身の姿を映した写真を公開し、「おつかれぽんきちー」とつづっていた。
着物の伝統を重んじる役者の妻らしい出来事だが、このエントリーにネットからは、「梨園の妻としての心得を言うくらいなら、言葉遣いもちゃんとすれば?」「こんな言葉遣う梨園の妻。日本人として恥ずかしい」「オーマイゴッドのすけ…?ラブシーンはするわ、全く梨園の妻に相応しくないよね」という、言葉遣いに対しての呆れ声が集まっている。
「昨年12月に放送されたスペシャルドラマ『眠れぬ真珠〜まだ恋してもいいですか?〜』(日本テレビ系)では21歳年下の俳優とラブシーンを演じた藤原さんですが、その際には『梨園の妻失格!』と炎上する騒ぎにもなりました。そのほとぼりも冷めぬままの“着物の知識あるアピール”は多くの人の癇に障ったのでしょう」(芸能ライター)
中村芝翫の妻・三田寛子と比較されることも多々ある藤原。果たして世間から梨園の妻として評価される日は来るのだろうか――。
記事内の引用について
藤原紀香公式ブログより https://ameblo.jp/norika-fujiwara628