対戦相手の森嶋といえば190cm、145kgというスーパーヘビー級。「体重があるから技の威力はすごくある」と警戒しながらも「力じゃ負けられない気持ちもある」と真っ向勝負する構え。
勝負のポイントには年齢による体力の差を挙げる。森嶋は29歳、42歳の健介とはひと回り違う。それでも「森嶋選手より若くいたい。20歳くらいの気持ち」と一歩も譲るつもりはない。「病は気からじゃないけど、衰えも気から。練習でも若くいたいって気持ちを持ち、衰えに逆行している」と現在はアンチエイジングに取り組んでいる。
その効果は抜群で「ウチのスタッフに『ツルッツルですね。私より肌がきれい』って言われたんだよ」。
健介は新日本プロレスのIWGP、全日本プロレスの3冠に続き、ノアのGHCを奪取し、いまだ誰も成し得ていない3大メジャーのシングル制覇という快挙を“若さ”で狙う。