1年ぶりの実戦になりますが、仕上がりはあの強烈な末脚をいきなり発揮できる状態にあります。当初からここを目標に調整。帰厩後は約1カ月間、坂路とCWで入念に乗り込まれてきたとあって、馬体も太め感なくスッキリとしています。
3歳時にはユニコーンSでフェラーリピサを負かすなど、ダートレベルの高い現5歳勢の中でもトップクラスをひた走ってきた好素材。とくに東京は、そのユニコーンS勝ちのほか、フェブラリーSで4着の星があり、相性は抜群。やはり長い直線で自慢の末脚を生かせるのがいいようです。
そして、昨年のこのレースでも0秒1差2着と健闘。直線で少しモタれ気味になり、追い出しが遅れた分、勝ち馬に先に抜け出されてしまいましたが、その後はしっかり伸びましたからね。もう少しスムーズに行けていれば、楽に勝てていた一戦でした。
5歳になり、休養とともに体も成長もしてきましたからね。待ちに待った実戦で、みなぎったパワーを全開します。