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ハッシーの地方競馬セレクション(6/1)「第20回さきたま杯(JpnII)」(浦和)

 完璧なレース運びで完勝! 先週川崎競馬場でおこなわれた「第8回川崎マイラーズ(SIII)」。本命に推したモンサンカノープスは、まずまずのスタートを切ると周りの出方を見ながら中団の位置を取る。向正面で外に出し徐々に仕掛け始める。3.4コーナー中間では早くも2番手に上がり先頭を射程圏内に捉える。直線に入ると一完歩ずつ差を詰め、残り50mあたりで捉えるとあっさり抜き去り1着。スタート、道中の位置取り、終いと完璧なレース運び。まだ伸びしろがありそうで、今後も注目です。

 さて、今週は「第20回さきたま杯(JpnII)」が浦和競馬場でおこなわれます。中央から参戦する4頭はすべてJpnI(GI)勝ち馬と豪華メンバーが揃った一戦です。

 本命は、豪華中央勢にも引けを取らない優等生でマッチョなところが鈴木亮平のようなソルテです。重賞6連勝を含む7連勝で挑んだ前走のかしわ記念では、好スタートから果敢にハナを切り、直線早々勝ったコパノリッキーには交わされたものの、そこから踏ん張り3着馬に0秒3差を付け2着。先着した相手は14、15年とマイルチャンピオンシップ南部杯を連覇したベストウォーリアや、昨年のジャパンダートダービーを勝ったノンコノユメ、昨年の東京大賞典を勝ったサウンドトゥルー、16年フェブラリーSを勝ったモーニンと錚々たるメンバーを考えれば今回のメンバーでも負けられません。

 相手筆頭は、ハナを切れればしぶといコーリンベリー。ベストはこれまで複勝圏を外していない1200m戦ですが、1400m戦でも7戦して着外になったのは1回のみと安定感は抜群です。今回は本命馬ソルテとのハナ争いの可能性がありますが、ソルテは必ずハナを切らなければならないタイプではないため、意外とすんなりハナを切れる可能性は十分。まともならソルテとのマッチレースとなるでしょう。

 ▲は距離に不安を感じますが、スタートを決めてスムーズに流れに乗れれば十分に勝ち負けできる力があるベストウォーリア。

 以下、ホワイトフーガまで。

◎(4)ソルテ
○(11)コーリンベリー
▲(7)ベストウォーリア
△(1)ホワイトフーガ

買い目
【馬単】2点
(4)→(7)(11)
【3連複2頭軸】2点
(4)(11)-(1)(7)
【3連単フォーメーション】2点
(4)→(11)→(1)(7)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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