さいたまSAといえば、いまや総合格闘技の聖地。藤田にも強い思い入れがあるようで「あそこは格闘技の殿堂。そのリングに立てるのは光栄」とし「また新たな伝説の始まりになるようにしたい」と気合をみなぎらせる。
対戦相手は未定ながらWVR関係者によれば「外国人選手。今まで日本で試合をしたことがない選手も含む」という。
藤田は試合直前まで渡米し、マルコ・ファスの下でコンディションを作り上げる予定。「早くから行って結果を出せるように」と伝説の始まりに向けて早くも動き出す。
また、「前回も必殺技があると言って出せなかったので、今度は出せるように。また新しい技というか、パターンもマルコと相談して作っていきたい」。旗揚げ戦でもピーター・グラハムを相手に初公開のスピニングチョークで仕留めたが、次戦でも進化した姿を見せることになりそうだ。
闘いの聖地で“野獣”の新たな伝説が始まる。