まずは、最近バラエティ番組への出演も多いX JAPANのYOSHIKIだ。YOSHIKIは1994年にロサンゼルスで飲酒運転とスピード違反の容疑で逮捕されている。当時の報道によると、YOSHIKIは何度もクラクションを鳴らし、車道からはみ出るほどの蛇行運転をしていたという。YOSHIKIはその後、保釈金を払いすぐに釈放されている。
ちなみに、この時、助手席には工藤静香が同乗していたそうだ。工藤は長期のオフを利用し、YOSHIKIのもとを訪れていたそう。この逮捕を機に2人の交際が明らかになった。
また、現在は芸能界から離れ、故郷の沖縄で民宿を経営している元DA PUMPのSHINOBUも2005年に飲酒運転が原因で事故を起こし、現行犯逮捕されている。SHINOBUは泡盛5、6杯に加えテキーラも飲んでの運転で、逮捕当時はフラフラ、歩くのがやっとだったそう。その後開かれた謝罪会見に登場したSHINOBUは「家が近くで調子に乗ってしまった。甘さがあった」「しばらく運転もお酒もやめる」と反省する姿を見せたが、収録済みの新曲の発売はいったん白紙に。謹慎期間が過ぎた後も「気持ちの整理が不十分」という理由で活動自粛を続け、2006年にDA PUMPからの脱退を発表した。
最後は、最近バラエティ番組にひっぱりだこの坂上忍だ。吉澤容疑者が逮捕された際、テレビでそのニュースを紹介していた坂上だが、実は坂上自身も1995年に酒気を帯びた状態で運転したあげく、コンクリートの電柱にぶつかり、電柱を根元から折る器物損壊事件を起こしている。報道によると、坂上は現場から逃走を図り、20分ほどパトカーとのカーチェイスを繰り広げた後に現行犯逮捕されたそうだ。シートベルトのおかげで坂上に怪我はなかったが、電柱が折れるほどのスピードが相当なものだったのは言うまでもない。
飲酒運転に関する罰則は年々厳しくなっている。時代は違えど、過去に飲酒運転をしてしまった芸能人たちにも、その罪の重さをきちんと受け止め続けてもらいたいものだ。