search
とじる
トップ > 社会 > 預かった16歳女子生徒に性交を迫ったフリースクール代表は自称「オッサン少年」

預かった16歳女子生徒に性交を迫ったフリースクール代表は自称「オッサン少年」

 不登校や引きこもり、非行に走る少年少女を更生させる施設の代表が、預かった少女(16)にみだらな行為をしたとして7日、児童福祉法違反の疑いで福岡県警に逮捕された。親元を離れた少女に、家族からの手紙を読ませることを条件にセックスを迫ったという。
 福岡県警に逮捕されたのは特定非営利法人(NPO法人)ハートランド夢翔塾代表で同県大牟田市馬場町、川野弘樹容疑者(35)。容疑を否認しているという。
 調べでは、川野容疑者は昨年7月14日夜、大牟田市の路上に止めた乗用車内で、同塾で預かる女子生徒が18歳未満と知りながらみだらな行為をした疑い。「(塾に届いた家族からの)手紙が見たければ性交させろ」と迫ったという。
 女子生徒は昨年10月末、性的関係を迫られたくないと逃げ出し、JR博多駅で保護されていた。
県警などによると、夢翔塾は川野容疑者と職員が少年らと共同生活しながら不登校問題などに取り組み、2006年にはNPO法人の認証を受けた。13〜17歳の少年8人と女子生徒が生活(昨年10月末)し、活動はテレビ番組でも取り上げられた。
 女子生徒は番組を見た家族の勧めで昨年7月に入塾。福岡県警では余罪についても調べる方針だ。

 夢翔塾はいわゆるフリースクール。不登校や引きこもり、非行、不適応といった悩みを抱える小学生から高校生までを対象に、共同生活などのコミュニケーションを通じてメンタルケアを行っている。生活習慣などを身につけさせて自立をうながすのが目的という。
 10代からケンカ、バイクの暴走に明け暮れて暴力団組織にも所属した川野容疑者は足を洗い、看護師とメンタルケアの資格を取得し、看護師仲間と同塾を設立。「オッサン少年」と名乗って代表の座に就いた。
 同容疑者のブログ「オッサン少年の日記」ではこの正月に、おせち料理ではなくバーベキューを楽しんだことをつづり、「今年は『本』の出版も決まっており昨年度以上にオッサン少年は『心、元気』に走り続けて行きたいと思っております。それでは今日はこの辺で!!以上!!」などと決意を述べていた。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ