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仕事をサボった愛知県警“交通課”の警部補が酒気帯び運転で物損事故

 愛知県警東海署は10月29日、酒を飲んで乗用車を運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで、県警刈谷署交通課の警部補(54=東海市加木屋町東大堀)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前10時5分頃、同県大府市桜木町5丁目の知北平和公園内で、酒を飲んで乗用車を運転した疑い。

 県警によると、警部補は現場付近の公園墓地の水くみ場に衝突する物損事故を起こした。公園管理事務所の男性職員(46)が東海署に通報。駆けつけた同署員が酒の臭いに気付き、調べたところ、呼気1リットルから基準値を超える0.8ミリグラムのアルコールが検出されたため、現行犯で逮捕した。

 調べに対し、警部補は「午前7時半頃から、日本酒2本(1本350ミリリットル)を飲んだ」と供述し、容疑を認めている。

 警部補は同日午前8時頃、「熱があるので休みます」と勤務先に連絡を入れ、仕事をサボって酒を飲んでいた。

 県警によると、警部補は昨年4月から、刈谷署交通課で、交通違反の取り締まりや事故捜査担当の係長を務めている。

 大江英生首席監察官は「取締りを行う立場の交通課員が飲酒運転で事故を起こし、深くお詫びします」とコメントしている。

 警察官が朝から酒を飲んで、仕事をサボるのも問題だが、その上、車を運転するなど言語道断の行為だ。
(蔵元英二)

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