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ノートPC「Chromebook」、どういう人にオススメ? ユーザーの活用術と魅力

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 パソコンを購入するとき、ほとんどの人が最初に決めるのがOSの種類。多くの人がWindowsかMac OSのどちらかを選択しているが、最近になって注目され始めたのが、Googleが設計した「Google Chrome OS」。そのGoogle Chrome OSが搭載されているノートパソコンシリーズが「Chromebook」だ。

 Chromebookは日本ではまだ比較的知名度が低く、家電量販店でもほとんどその姿を見ることはできないものの、実はサブ機として密かに人気が高まっている。「寝室で使う専用のパソコンが欲しい」「キーボードが使いたいのでタブレット代わりの小さいパソコンが欲しい」というガジェット好きの需要にChromebookは見事にマッチしている。また、難しい作業を必要とせず「パソコンの使い道はネットサーフィンのみ」というパソコン初心者や子どもにも向いている。その理由として挙げられるのが、「安価」「立ち上がりの早さ」「バッテリー持ちの長さ」というChromebookの魅力だ。

 値段の安さはChromebookの最大の特徴だ。例えばChromebookの中でも安価で人気の機種「ASUS Chromebook C202SA」は9月現在、Amazonで3万円台で購入することができ、タブレットよりも性能のいいパソコンが安く手に入ることになる。ちなみに、米Amazonでは2万5千円程度で購入でき、セールの時を選ぶと、日本の販売価格の50%オフに近い値段で購入できる。

 また、「立ち上がりの早さ」はChromebookが最も推す特徴のひとつで、ディスプレイを開いてから起動までにかかる時間は5〜10秒ほどでストレスフリー。また、1日中使用しても充電しなくて済むほどバッテリーの持ちもいい。

 とはいえ、Chromebookでは使えるブラウザがChromeだけに制限されたり、ローカルフォルダを必要とせず、ほぼGoogleドライブで管理するため、インターネット接続がなければ使い道がないというデメリットも。また、WordやExcelをはじめ、Google Chrome OSでは対応していないアプリケーションも少なくない。Googleドキュメントやスプレッドシート、その他Googleアプリを代用する必要もある。

 現在「Chromebookを愛用している」と公言しているネットユーザーの多くは、先述した通りサブ機としての使用をはじめ、外出用としての使用、タブレットの代用として使用しているケースがほとんどだ。だからこそ、スマートフォンの機能だけでは物足りず、タブレット購入を考えている人や「眠る前に快適な環境でネットサーフィンをしたい」という人にとってChromebookという選択肢は選ばれる機会が多くなっている。連休中の暇つぶし用に購入を検討してみるのもいいかもいれない。

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