代々木アニメーション学院と指原が新しい「声優アイドル」の発掘を目指して立ち上げた本グループもこの日で結成一年。先月2日にメンバーの佐々木舞香が活動休止するトラブルもあったが、メンバーは感慨深げ。高松瞳は「今日でデビューから一年。すごく濃かったし、嬉しいことも辛いこともたくさんあった」と振り返ると、「長くもなく短くもなく、ちょうどいい長さの一年でした。12人で駆け抜けた一年、これからもこの12人で駆け抜けていたら」と胸を張った。
佐々木の活動休止については、「舞香がいないというのは考えるだけで涙が出てきそうになるんですけど、さっきもラインで頑張ってねってメッセージをもらったばかり。今日も気持ちは12人で頑張りたいです」とコメント。ライブ本番ではその佐々木からの手紙が読み上げられ、メンバーが涙を見せる一幕もあった。
山本杏奈も1周年を迎え、「内面的にも見た目も変わったんじゃないかな」と成長を口にする。「最初の映像を見るとどこの田舎って思える感じで笑ってしまったりするのですが、最初の頃から考えると成長できていると思います。基本みんなすぐ泣くので、そこはあんまり成長できていないかなって思うけど、ただ泣くだけでなくて、それを次に繋げたり、泣いた理由もメンバーに話せるようになったところは成長かなって思います」としみじみ。
指原からはメンバーそれぞれアドバイスをもらうことも多いようで、大場花菜は指原の一言をきっかけに髪を染めたとのこと。「髪を切って、染めてくれませんかと言われたんです。髪を染める気はなかったんですけど、指原さんに言われたらやるしかないなって。長さも5、6センチ短くなったと思います」と話していた。
ライブでは10月に発売予定のシングル「Want you!Want you!」も披露され、メンバーは「女の子らしい可愛い曲。ラップもあったりして新鮮な感じ。キュートで素敵な曲になっていると思います」とアピールしていた。
(取材・文:名鹿祥史)