このコンサートは通常のバンドセットではなく、デビュー当時と同じギター1本によるひとりうた(弾き語り)でのコンサートになるとのこと。
日本武道館で単独コンサートを開催するのは1996年以来、20年ぶり3回目となり、全編ひとりうた(弾き語り)でのコンサートはデビュー当時以来39年ぶりとなる。デビュー前の1976年4月から10月にかけてSTVラジオの「サンデージャンボスペシャル」内の15分コーナー『千春のひとりうた』でメディアデビュー。このコーナーでは毎週新曲を2曲書いてくるように恩師である故 竹田健二氏から課題を与えられていた。「ひとりうた」はまさに松山千春の原点となるものだ。
明日からスタートするコンサートツアーの初日の会場「ハーモニーホール座間」でマスコミ向けに日本武道館での記念コンサートの発表をし、松山千春はこのコンサートへの意気込みを「ギター1本でどれだけ歌を届けられるかを見せたいと思う。俺ならできる、天才だから」と語った。
4月13日には『デビュー40周年記念ベストアルバム「松山千春の系譜」』を発売。現在、ベストアルバム発売を記念した松山千春アドトラックが日本を縦断中。全国7都市を走り抜ける。コロムビア特設HPでは各地での運行スケジュールも掲載されている。4月15日(金)からハーモニーホール座間(神奈川県)を皮切りに全国18箇所23公演をまわる『デビュー40周年記念コンサート・ツアー 松山千春の系譜』もスタートする。
PHOTO:塔下智士