1月に新日本プロレスの東京ドーム大会に参戦し久々にプロレスのリングにカムバックすると、3月にはK-1のずさんな運営体制を真っ向から批判するなどした著書「野獣の怒り」(双葉社)を発売。以後、アントニオ猪木率いるプロレス団体・IGFを主戦場としながら芸能活動を並行。
「ソフトバンク」や「明治安田生命保険」のCMに登場してコミカルな演技をみせ、嵐が司会をつとめる「VS嵐」(フジテレビ)などのバラティー番組にも出演。10月にスタートした堀北真希主演の連ドラ「ミス・パイロット」(同)への出演も果たしたが、芸能活動以外にも大きな実入りがあるというのだ。
「著書は5万部ほど売れ、CMのギャラもそれなりの金額だったようだが、実は、かなり効率的に稼ぎまくっているのは全国のパチンコホール店での営業で、芸能人だと酒井法子と同ランクの1本100万円。ホールをハシゴして2、3本こなす日もあるのでとにかく稼ぎまくっている。今年だけで年収は軽く1億円を突破したはずですっかり“売れっ子タレント”の仲間入りを果たした」(格闘技関係者)
今月17日には熊本県内の興行で元プロボクサーでK-1やPRIDEのリングでも活躍した西島洋介の引退試合の相手をつとめて1RKO負け。しかし、「サップにとって試合は“おまけ”みたいなもので、地元の企業のCM撮影などがメインの仕事。本来、西島が主役のはずだったが、地元ではかなり前から『サップ来たる!』と大盛り上がりだった」(地元の格闘技関係者)。
来年も日本でがっぽり稼ぎそうだ。