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ハッシーの地方競馬セレクション(1/18)「第60回ニューイヤーC(SIII)」(浦和)

 重賞2勝目ゲット! 先週船橋競馬場でおこなわれた「第61回船橋記念(SIII)」。本命に推したお笑いから俳優に転身し大成功した竹中直人のように、マイル路線からスプリント路線に路線変更し飛躍したフラットライナーズは、まずまずのスタートを切り、「俺についてこられるならついてこい!」と言わんばかりに押して押してハナを切ると、勢いそのままに直線へ。直線では一旦後続を引き離したものの、残り100mあたりからじわじわと差を詰められ、それでもガクンと脚が止まることなく粘りに粘って優勝。重賞2勝目を挙げました。スプリント戦では底を見せていないだけに今後も注目です。

 さて、今週は「第60回ニューイヤーカップ(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。過去にはキングハイセイコーやラッキープリンスがここを勝って東京ダービー(SI)を制し、中央馬と互角に渡り合っているソルテ、名牝ロジータなど、後に大レースを勝った馬がズラリ。今年も見逃せない一戦となりそうです。

 本命は、安定感抜群のヒガシウィルウィンです。これまで9戦3勝2着5回の戦績が示す通り、連対を外したのは僅かに1回と抜群の安定感を誇ります。その安定感は、抜群の演技力で安定感のある香川照之のようです。唯一連対を外したのは2歳戦唯一のJpnI・全日本2歳優駿。全国各地を代表するハイレベルなメンバーが揃う中、上位3頭には離されたものの4着。位置取り、通ったコースの差を考えると、着差ほど差はないと見ます。当時は道営所属で、遠征競馬となりましたが、今回は船橋へ移籍して臨む一戦。輸送距離も短くなり、より良いコンディションで出走出来そうです。となれば、メンバーレベルが下がる今回は勝ち負け必至でしょう。

 相手本線は、サイバーエレキング。勝つときは楽勝するかと思えば、負ける時は2秒以上の差を付けられる本馬ですが、特筆すべきは負けたものの3着に粘った前走のハイセイコー記念(SII)。ハナを切ってマイペースで行けたのは良かったが、終わってみれば先行して上位に入ったのは勝ったミサイルマンと本馬だけ。そのミサイルマンは今年のクラシック有力馬の一頭で、力が抜けていました。先行した馬が崩れる中、逃げてメンバー中5位の上がりを使い粘り込んだ内容には成長が見られました。+8kgの馬体重も太め残りではなく成長分でしょう。心身ともに成長が見られ、すんなり先行出来れば強力な粘り腰を発揮するでしょう。

 ▲は中央移籍初戦となるカンムル。

 以下、ブラウンレガート、スターインパルスまで。

◎(9)ヒガシウィルウィン
○(6)サイバーエレキング
▲(10)カンムル
△(1)ブラウンレガート
△(2)スターインパルス

買い目
【馬単】5点
(9)→(1)(2)(6)(10)
(6)→(9)
【3連複2頭軸流し】3点
(6)(9)-(1)(2)(10)
【3連単フォーメーション】12点
(9)→(1)(6)(10)→(1)(2)(6)(10)
(6)→(9)→(1)(2)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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