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織田裕二主演ドラマ『SUITS』が引き続き好調 特に評判が高いのは“イケメンへのセクハラ指摘”

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織田裕二

 月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)の第2話が15日に放送され、平均視聴率が11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。第1話の平均視聴率は14.2%。3.1ポイント落としたものの、2ケタをキープした。

 アメリカで人気を博した連続ドラマ『SUITS』をリメイクした本作。敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)が、一度見たものを完全に記憶する能力を持つフリーターの青年・鈴木大貴(中島裕翔)とタッグを組み、ふたりで数々の問題を解決していくというストーリーだ。

 第2話では無料法律相談会の仕事を受けた大貴が、女性から相談された。勤務していた病院の院長から「愛人にならないか」と誘われ、断ったところ不当に解雇されたという。憤慨した大貴は「法廷で戦うべき」と助言し、病院側と駆け引きをするというストーリーだった。

 視聴者からの評判も良く、放送終了後には「織田裕二と中島裕翔ってキャストが合ってる!」「だんだん良いバディになってきた感にわくわくする!」「1話完結だから見やすいし当たりだと思う」といった声があった。中でも、第2話の感想として特徴的だったのは「セクハラに対する認識が正しく、良かった」「月9でイケメンにセクハラを指摘するドラマを扱うって素晴らしい」という感想だ。

 「大貴は勤め始めた『幸村・上杉法律事務所』のパラリーガル、聖澤真琴(新木優子)にたびたび接近していますが、大貴は真琴のことが気になるあまり、『目の保養になる』などのセリフを繰り返していました。第2話でセクハラ訴訟に関して大貴から相談を持ち掛けられた真琴は大貴に『少なくともこの日本ではほとんどの(セクハラの)被害者なんですけどね』と回答。大貴の言動も女性にとってはセクハラであること指摘していました」(ドラマライター)

 これに対し大貴は「あれは冗談でしょ?」と驚いたが、真琴は「先生が冗談だと思っていても、女性は傷ついてるかもしれないって想像できません?」と厳しい姿勢を貫いた。セクハラをドラマで題材として取り上げるとき、多くの場合、その加害者として描かれるのはイケメン俳優ではなく、中年男性になりがち。相手が誰であれ、セクハラになり得ることを指摘した第2話は女性から圧倒的な支持を得たようで、称賛の声が今も多く上がっている。

 第3話もこのリズムを崩さず、視聴率2ケタをキープできるだろうか。注目される。

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