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狩野英孝 事務所のペナルティ制度で謹慎中は罰ゲームを受けていた!

 7月12日深夜放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)でお笑い芸人事務所特集が放送された。サンミュージック所属のダンディ坂野、小島よしお、マセキ芸能社所属のナイツ、浅井企画所属のキャイ〜ン天野ひろゆきとANZEN漫才みやぞん、ワタナベエンターテイメント所属のロッチのコカドケンタロウとブルゾンちえみが一同に介した。

 番組では、各事務所の“ヘンなところ”が紹介された。もっとも驚きなのはマセキ芸能社だろう。ウッチャンナンチャン、出川哲朗ら、人気芸人が所属する関東の老舗お笑い事務所である。マセキには遅刻や下手打ちがポイントとして換算され、一定数貯まると罰ゲームを受けなければならない独自の制度があるという。

 ナイツの塙が「僕らのころは、10組が出場するライブで6〜10位になると朝から晩までタダで事務所当番をさせられていた」、「ニッチェの近藤くみこが遅刻を重ねすぎて事務所ライブの裏方をさせられている」と語ると、ロッチのコカドが「狩野英孝も罰ゲーム」とボケ、ナイツの土屋が「ちょっと長めの罰ゲーム」と掛け合い、会場の笑いを誘った。

 実際に狩野英孝もミソギとして事務所でタダ働きをさせられていたが「オーラがまったくないため」気づかれなかった意外なエピソードが披露された。MCの中居正広がナイツに「狩野と先輩後輩の関係は?」と訊ねるとナイツの土屋が「狩野だけ雰囲気が違う。ビジュアル系のヴォーカルのミュージシャンのような」と語り、再び笑いを誘った。

 その後、事務所ライブの様子も映し出され、ニッチェの近藤が遅刻のほか「自分がMCをするライブのエンディングに出忘れる」「スタッフへのメールの返信を忘れる」など順調にポイントを重ね「2019年の1月くらいまで」ライブの呼び込み、後片付けに駆り出されている様子も映し出されていた。ずいぶんと長い罰ゲームである。

 「番組では各事務所の気風の違いがうまく出ていましたね。芸人志望者にとって事務所選びは重要です。なにしろ、業界最大手の吉本興業の芸人養成所であるNSCは東京校、大阪校にそれぞれ毎年600人が入り、生き残るのは10組以下の厳しい世界です。さまぁ〜ずの三村マサカズもラジオ番組で『ライバルの多い吉本で勝ち上がっていくのか、それとも一つ格は落ちるけど、他の事務所で早めに頭角を現すのかってことだよね』と、事務所選びの重要さを語っています。小島よしおが『サンミュージックはほかの事務所でダメだった芸人を受け入れてくれる』と語ったように、複数の事務所を渡り歩く芸人は多いです。大川興業など、再チャレンジ組に広く門戸を開いている事務所もあります」(放送作家)

 松竹芸能所属のよゐこは関西出身ながら、吉本は倍率が高いため、あえて松竹を選んだ。吉本芸人のナインティナインの岡村隆史はその選択を「あいつらは賢い」と評している。芸人養成所の有無も重要だ。

 「いまやほとんどのお笑い芸能事務所が芸人養成所を開講しています。お笑い芸人志望者は、各事務所の養成所に学費を払って入学しスカウトを待ちます。オリエンタルラジオがNSCを『エントリー料50万円の1年かけたオーディション』と評したように、お金を払ったからといって必ずしもデビューできるわけではありません。間合いのあるツッコミで話題となった、2016年度の『M1グランプリ』(テレビ朝日系)ファイナリストのカミナリは、養成所を経由せずお笑い芸人になれる場所として、サンドウィッチマンが所属するグレープカンパニーに所属しています。珍しいケースではありますが、そうした選択肢もありますね」(前出・同)

 お笑い芸人は「面白ければ売れる」簡単な世界ではない。どの事務所に所属を目指すのか、芸人志望者は第一段階としてそのセンスも求められるのだろう。

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