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C型肝炎を患っていた小室哲哉

 音楽プロデューサーの小室哲哉が発売中の写真誌「フライデー」(講談社)でC型肝炎であることを告白している。

 小室といえば、一昨年、妻のKEIKOがくも膜下出血で倒れ、復帰に向けてKEIKOを献身的に支えていたが、同誌によると、昨年10月末、医師の診断を受けC型肝炎であることが判明。将来的に肝硬変か肝がんになる可能性を指摘され、11月からインターフェロンの治療を24週間受けており、「幸いなことに順調に回復しています」、「自分も闘病を経験することで桂子(KEIKOの本名)への理解が深まったかもしれません」などと語っている。

 「小室といえば、詐欺事件の被害者の弁済金を所属レコード会社・エイベックスの松浦勝人社長に肩代わりしてもらったことによる借金など、総額20億円ほどの負債を抱えている。事件後、復帰してからはヒット曲に恵まれていないが、完治したら今回の闘病を機にこれまでと違った世界観の楽曲を世に送り出すことになりそう。KEIKOが復帰すれば、本格的にglobeの活動も再開できるので返済のペースが上がるだろう」(音楽関係者)

 C肝炎を患ったものの、完治して元気に活動している大物芸能人は多いだけに、小室もそんな芸能人たちが支えになっているかもしれない。

 歌手の森進一は05年3月に歌手の森昌子と離婚後、C型肝炎を患っていることを公表したが、08年10月の新曲発表イベントで完治したことを明かした。

 歌手の吉幾三は04年にC型肝炎を煩い1カ月半入院したが、以降、通院と投薬治療を行い07年11月に開かれた芸能生活35周年記念パーティーで前月に完治したことを報告した。

 俳優の渡辺謙は06年発売の著書「誰? WHO AM I?」(ブックマン社)で、89年に映画「天と地と」の撮影中に、急性骨髄性白血病で倒れて降板。5年後に同じ病気で再び入院した際、その治療を通じてC型肝炎とも闘ったことを明かしている。

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