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楽天・今江コーチ、元同僚・嶋と二軍で苦しんでいた? 今シーズン終盤の心境と移籍時の裏話に「泣ける」の声

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嶋基宏

 今シーズン限りで現役を引退し、その後チームの育成コーチに就任した楽天・今江敏晃コーチ。その今江コーチが12月3日に自身のブログを更新し、来シーズンからヤクルトでプレーする元同僚の嶋基宏について言及した。

 11月24日に開催された楽天のファン感謝祭に参加し、最後の楽天のユニフォーム姿をファンや選手に披露した嶋。同日に更新した自身のインスタでは「(ファン感謝祭では)たくさんたくさんたくさん写真撮ったので、少しずつ載せていきます!」と投稿、11月25日には今江と同様に今シーズン限りで引退した西宮悠介、11月29日には同じく引退した戸村健次と撮った2ショット写真をねぎらいのメッセージ付きで公開している。

 その後、12月2日には今江コーチとの2ショット写真も掲載。「ロッテでプレーしてるときは口数も少なくちょっと怖くて、ホームのクロスプレーではいつもタックルをしてくるイメージでした!笑」、「最後の最後まで室内で打ってるのを見て僕ももっともっとやらないとと思いました!」と今江との思い出をつづっていた。

 この嶋のインスタ投稿を受けてか、12月3日のブログで「嶋との思い出、たくさんあるなーー笑」と切り出した今江コーチは、「(2015年オフに今江コーチがロッテから)楽天に移籍が決まってすぐ、連絡くれて。新しい環境にスムーズに入っていけるようにと、アイツなりの配慮が嬉しかった」と告白。

 また、「今年は夏以降は特に、俺もアイツもいろんな想いの中でやっていて… 全ては俺らにとっては必要なことと思うし、俺は引退したけど、アイツはまだやれるし、やらなくちゃいけない」と、嶋と共にほとんどの期間を二軍で過ごした今シーズンの終盤は、お互いに葛藤を抱えながら日々を過ごしていたことも吐露した。

 「現役としてユニフォームを着れる、こんな素晴らしい事はない」と、嶋のヤクルト移籍について引退した立場から述べた今江コーチ。最後は「やれるだけ、続けて欲しい! そして、お互いに頑張ろう!」とエールを送っていた。

 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「戦友みたいな関係性がにじみ出てて泣ける」、「今江も嶋もベテランだから、二軍暮らしが長引くとそりゃ焦りが出てくるよな」、「いつかまた同じユニフォームを着てほしいな」といった声が多数寄せられている。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
今江敏晃の公式ブログより
http://pakila.jp/imae/
嶋基宏の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/shima37official

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